メールデータの引っ越し その1

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義父からPCの調子が悪いので買い換えたいという連絡がありました。Windows XPの時点である意味まずいのですが、実機を見せてもらうとCPUファンがフル回転しており画面描画もおかしい・・・ハード的にやばそうです。というわけで新PCをプレゼントすることにしました。加えて旧PCから新PCへの環境移行作業をしたのですが、その際にハマったメールデータの移行の話です。

旧PCではメーラーとして、Outlook Express 6を使っていました。新しいPCでのメーラーに何を使おうか迷いましたが、標準メール(ストアアプリ)では、旧メールのインポートができなかったりなど細かいことができないとの情報を入手。Windows Liveメールはメンテナンスが終わっているようでしたので、プレインストールされていたOutlook 2013を使うことにしました。

以前iPad Air2をプレゼントしiPadでもメールのやり取りができるように、Outlook Expressからサーバーへのアクセス方法をIMAP4に変更してあったのでOutlook 2013でも、その設定さえすればメールデータは共有できるはずとたかをくくっていたのですが、よくわからない現象に遭遇しかなりの時間を使ってしまいました。

Outlook 2013にIMAPアクセス用のサーバー設定をし、受信ボックス(Inbox)を参照するところまでは全く問題なかったのですが、送信済みアイテムや削除 済みアイテムがiPadと共有されません。PCとiPadを併用する場合には、困ったことになります。いろいろと調べていくと、iPadがIMAPサー バー上に作っているフォルダが独特であることが分かりました。

iPadメーラーが管理するフォルダ

  • 受信箱(たぶんInbox)
  • 送信済みアイテム(Sent Messages)
  • 削除済みアイテム(Deleted Messages)

Outlook 2013が送信済みアイテムなどを共有できないのは、上記フォルダが認識できていないようです。Outlook 2010の時代には設定画面に以下のようなものがあり、IMAP4上での送信済みアイテムや削除済みアイテムの保存先を管理できていたようなのですが、 Outlook 2013ではその画面がなくなっています。

imap_delete_05.png

ネットをひたすらさまよって行き着いたのが以下のページです。

Outlook の「既定のフォルダー」の名前を変更する

ここで紹介されている MFCMAPI (http://mfcmapi.codeplex.com/)をつかうと、Outlook 2013でも既定のフォルダの認識先(アクセス先)を変更することができます。(ちなみに32bit版と64bit版があるのでOutlook 2013の種別に応じたバージョンを利用する必要があります。) 

このアプリを使った結果、Outlook 2013上での表示がIMAP上のフォルダ名(Sent Messagesなど)になってしまったのが心残りでしたが、とりあえずiPadとWindows PCでメールデータを相互にアクセスできる環境を構築できました。